よくあるご質問
外来について
Q1.クリニックでの診察も行っていますか?
曜日・時間は限られますが、予防接種等を含む一般の外来診療を行っています。原則、予約優先とさせて頂いておりますが、患者様の病状に応じて順番の変更をお願いする場合がございますのでご了承ください。初回診察時は、必ず保険証をお持ちください。他院からの紹介状、お薬手帳をお持ちの方はあわせてお持ちください。
Q2.クリニックでどのような検査が受けられますか?
血液検査、尿検査、各種細菌検査、心電図等の検査が可能です。
レントゲン、CT、MRIなどの検査を希望される場合は、別途医療機関をご紹介させていただきます。
訪問診療について
Q1.往診はわかるのですが・・在宅医療や訪問診療は何が違うのですか?
患者さまのご自宅やご施設に医師が訪問して行う医療を在宅医療と言い、『訪問診療』と『往診』に分けられます。『訪問診療』とは、あらかじめ医師が診療計画をたて、患者さまの同意を得て定期的に訪問し、診察や検査、薬の処方、予防的な指導を行うことです。1週間ないし2週間に1回訪問するのが標準的です。一方、『往診』とは自宅や施設で療養されている方で急な体調不良などにより、患者さまの要請を受けて医師が出向く診療のことで、訪問診療とは区別し、費用も異なります。
当院では、24時間365日のサポート体制で、夜間や休診日でも急に具合が悪くなった場合にはかけつけ、必要であれば連携病院への取り次ぎを迅速に行います。
Q2.訪問診療ではどのような診療が受けれるのでしょうか?
当院では、一般的な健康状態の管理の他、以下のような処置・検査が可能です。
処置
- 点滴の管理
- 在宅酸素療法(HOT)
- 在宅人工呼吸療法(NPPV)
- 気管カニューレの管理
- 中心静脈栄養(IVH)
- 胃ろう、経鼻経管栄養管理
- 末期がんでの疼痛の管理
- 褥創(床ずれ)の管理
- 人工肛門の管理
- 尿道(留置)カテーテルの管理
- 在宅ターミナルケアの対応
- インスリン自己注射の管理指導
- 血糖測定器の管理指導
- 麻薬による疼痛管理
- 麻薬持続皮下注射
検査
- 血液検査
- 尿検査
- 超音波検査
- 心電図検査
Q3.家族が働いていて不在なことも多いのですが、その場合でも来てくれるのでしょうか?
なるべくご家族がおられる時間帯に伺うよう調整いたしますが、ご家族の方が不在で、患者様お一人の場合でも、鍵を預からせてもらって訪問診療に伺うことは可能です。
Q4.在宅医療を受けるには、どのくらいの費用がかかりますか? 病院に通院するより高い?
訪問診療は保険診療です。
病院での外来受診と同じで、国民健康保険や社会保険、後期高齢者保健など各種保険診療の対象となります。また交通費もかかりませんので、通院の場合と大きく変わることはありません。
訪問診療にかかる費用は月2回の訪問診療と24時間対応にかかる費用です。その他は、患者様の状態や使用する処置、薬剤によって変動しますが、1割のご負担です。また、身体障害、特定疾患等をお持ちの方は減免されます。
費用については、在宅医療開始前にしっかりとご説明しますので、不明なことがありましたら、何なりとご相談ください。
Q5.訪問診療を受けていますが、急に具合が悪くなった場合はすぐに来てもらえるのでしょうか?
訪問診療の対象となった患者さまには、あらかじめ当院スタッフへの緊急連絡先をお伝えいたします。急に具合が悪くなった場合でも、24時間連絡がつき往診できる体制を整えていますので、ご安心ください。
Q6.お薬は持ってきてもらえるのでしょうか?
院外処方となるため、ご家族や代理の方が近くの薬局へお薬を受け取りに行かれることが多いですが、在宅対応の薬局の方がご自宅へ薬をお届けするサービスもあります。
Q7.訪問診療を受けるにはどうしたらよいですか?
まずはお電話でご相談ください。
ご本人・ご家族・ケアマネージャーさん他どなたからのご連絡でもお待ちしています。